中谷高次生命ダイナミクス研究部門 九州大学×中谷財団 合同記者発表 および キックオフシンポジウムを開催しました
令和8年7月3日(金)、九州大学病院キャンパスにおいて、「中谷高次生命ダイナミクス研究部門 九州大学×中谷財団 合同記者発表」ならびに「中谷高次生命ダイナミクス研究部門 キックオフシンポジウム」を開催しました。
本研究部門は、中谷財団「第6回長期大型研究助成」の採択を受け、本年4月に生体防御医学研究所に設置された寄附研究部門です。「組織分子ダイナミクス ー位置・構造・動態・時間の統合による新しい生命理解ー」をテーマに、クライオ電子線トモグラフィー(CryoET)、空間オミクス、単一細胞解析、AI・数理科学など最先端技術を融合し、生命現象や疾患メカニズムの解明に取り組みます。
合同記者発表では、中谷財団 矢冨裕理事長および九州大学 石橋達朗総長による挨拶に続き、中谷財団から九州大学への目録贈呈式が執り行われました。その後、大川恭行教授(生体防御医学研究所長・中谷高次生命ダイナミクス研究部門長)が研究部門の概要や研究構想、今後の展望について紹介し、最後に赤司浩一副学長より閉会の挨拶が述べられました。
引き続き開催したキックオフシンポジウムでは、大川教授による研究部門のビジョン紹介を皮切りに、長﨑正朗教授(生体防御医学研究所)、前原一満准教授(医学研究院)、落合博教授(生体防御医学研究所)、胡桃坂仁志教授(東京大学定量生命科学研究所・九州大学生体防御医学研究所)が、それぞれの専門分野から最新の研究成果や今後の展望について講演を行いました。また、中谷財団事務局長 黒田裕司氏より、中谷財団および研究助成事業について紹介が行われました。
各講演では、生命現象を「位置・構造・動態・時間」の4つの視点から統合的に理解するための最先端研究や、ゲノム・オミクス解析、数理解析、マルチモーダルイメージング、クロマチン構造解析など、多様な研究アプローチが紹介されました。講演後には活発な質疑応答や意見交換が行われ、本研究部門を核とした今後の共同研究や新たな学際的連携への期待が高まるシンポジウムとなりました。
当日は、合同記者発表およびキックオフシンポジウムを合わせて60名を超える皆様にご参加いただきました。研究者・学生・企業関係者・報道関係者など多くの皆様にご来場いただき、本研究部門への高い期待が感じられる盛会となりました。
ご参加いただいた皆様ならびに開催にご協力いただいた関係者の皆様に、心より御礼申し上げます。

