九州大学全学共用施設として,コラボステーション2の1階に2台のNMR装置(ブルカー社Avance600,バリアン社Inova600=>現在はブルカー社Avance600 No2)が2003年3月に設置された 大きな窓越しに内部を見ることができる．
当分野がユーザー管理責任者として,液体窒素や液体ヘリウムの超伝導磁石への充填,NMR装置の管理,パルスプログラムの整備とテストなどを行っている．
クライオトリプル(1H,13C,15N)プローブを装備し、従来のプローブに比べて2～4倍の感度で測定できる.
元はバリアン社Inova600として運用してきたが，バリアン社の撤退を考慮して，2018年2月にAvanceにコンソールを転換した．TXI(1H,13C,15N)ノーマルプローブを使用．超伝導磁石はオックスフォード製をそのまま使用している．
NMR測定の最大の弱点は感度が低いことにある．
プローブの検出コイルとプリアンプを低温にすることで熱雑音を減らし感度を2～4倍に上げる．
この結果、測定に要する時間は4～16分の1になる．
結晶化スクリーニング用液体ハンドリングシステム
LCP Gryphon (Art Robbins)
結晶作成用実験台
Bench for crystallization
円二色性分散計
J-820 (日本分光)
滴定型マイクロカロリメータ
VPC-ITC (MicroCal)
微量分析用動的光散乱(DLS)測定器
DynaPro NanoStar
多角度光散乱検出器（SEC-MALS）+ 示差屈折計(RI)
WYATT miniDAWN TREOS KU + Shodex RI-501
蛍光分光光度計
HITACHI F-7000
液体クロマトグラフィー（水系）
AKTA pure, FPLC x 3, Purifier
液体クロマトグラフィー（有機溶媒系）
Gilson HPLC x 2
液体クロマトグラフィー（UPLC）
Agilent 1290 Infinity
Hybrid LC/MS/MS(QqTOF)
QSTAR Elite (ABSciex)
培養用シェーカー
Innova x 5
化学発光・蛍光ゲルイメージング
Fusion SOLOS (Vilber Lourmat)
透過型クライオ電子顕微鏡
FEI Polara 300kV
透過型電子顕微鏡
FEI TE20 200kV
MALDI質量分析計 MALDI-TOF-MS
Bruker AutoFlex
