ソフトウエア
- ChromContact (リンク先:http://bioinfo.sls.kyushu-u.ac.jp/chromcontact/)
- ChromContactは、高解像度Hi-Cデータを多くの研究者が容易に活用できるようにするためのウェブサーバです。ChromContactを使うことで、たとえば、ある遺伝子のプロモーターとその遠位エンハンサーの関係を調べることができます。入力は大変シンプルで、興味のあるゲノム座標あるいは遺伝子名を入力するだけで、その領域と空間的に近接する領域がゲノムに沿ったプロファイルとして表示されます。表示部分にはゲノムデータ解析で広く使われているUCSCゲノムブラウザを用いているため、容易に操作できます。
- 下記の論文を引用して下さい:
- Sato T, Suyama M.
- ChromContact: A web tool for analyzing spatial contact of chromosomes from Hi-C data.
- BMC Genomics. 16, 1060 (2015).
- (link: https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26666652)
- PAL2NAL (リンク先:http://www.bork.embl.de/pal2nal/)
- 同義置換・非同義置換を計算するためのコドンアライメントを作成するプログラムです。多くの研究者に使用されており、2018年1月の時点で1000件以上の論文に引用されています。
- 2つの入力ファイルが必要です:
-
- アミノ酸配列のアライメント
- cDNAの配列
- 下記の論文を引用して下さい:
- Suyama M, Torrents D, Bork P.
- PAL2NAL: robust conversion of protein sequence alignments into the corresponding codon alignments.
- Nucleic Acids Res. 34, W609-W612 (2006).
- (link: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16845082)
- DomCut (リンク先:http://www.bork.embl.de/~suyama/domcut/)
- アミノ酸配列中でドメインとドメインの境界となっている部位(リンカー領域)を予測するプログラムです。入力はアミノ酸配列です。配列に沿って得られた波形(プロファイル)で谷に相当する部分が、リンカーと予測された部分です。
- 下記の論文を引用して下さい:
- Suyama M, Ohara O.
- DomCut: prediction of inter-domain linker regions in amino acid sequences.
- Bioinformatics 19, 673-674 (2003).
- (link: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/12651735)