大学院生インタビュー(2019年度)

生体防御医学研究所をこの3月に修了された方に、生の声を聞いてみました!

國村 和史さん <医学系学府 博士課程 2019年3月修了>

國村 和史 さん 免疫遺伝学分野
國村 和史さん
私は医学部を卒業後、早く一人前の臨床医になりたいという一心で日々研鑽を積んでいました。しかし、診断が付かない病気や完治には至らない疾患に出会う中で、生命現象の根幹から解き明かす基礎研究の分野で貢献したいと考えるようになりました。生医研は生体防御をテーマにして多角的な研究が行われており、医学との親和性も高い研究所であるため迷わず門を叩きました。生医研には研究への情熱を持った人が集まっており、リトリート合宿や他研究室とのコラボレーションなどを通して自分のモチベーションを高く維持できます。先生方のご指導のもと、最先端の機器を使って様々な命題に挑戦できる生医研は、他に類の見ない研究所だと実感しています。
Profile
2013年3月 九州大学医学部医学科 卒業
2013年4月 麻生飯塚病院 入社 (初期研修医)
2015年3月 麻生飯塚病院 初期研修修了
2015年4月 九州大学大学院医学府医学専攻博士課程 入学
(武田科学振興財団 医学部博士課程奨学生)
2019年3月 九州大学大学院医学府医学専攻博士課程 修了

菊竹 智恵さん <システム生命科学府 一貫制博士課程 2019年3月修了>

菊竹 智恵さん 情報生物学分野
菊竹 智恵さん
私は九州大学農学部・システム生命科学府修士課程を修了し就職した後、統計学を学ぶために久留米大学に入学しました。そこでバイオインフォマティクスに出会い、より深く勉強するために情報生物学分野に入りました。生医研の素晴らしさは以前から聞いていましたが、実際に入ってみるとアクティビティが非常に高い環境であると実感しました。特に年1回行われるリトリートでは、英語でのプレゼンとディスカッションを通して研究のモチベーションが大いに上がりました。また、定期的に行われる研究者の方々のセミナーにより、自身の興味の幅がぐんと広がりました。研究者としての土台を固めることができる環境がここには揃っています!
Profile
2014年4月 久留米大学大学院医学研究科バイオ統計学専攻 入学
2016年3月 久留米大学大学院医学研究科バイオ統計学専攻 修了
2016年4月 九州大学大学院システム生命科学府システム生命科学専攻 編入学
2019年3月 九州大学大学院システム生命科学府システム生命科学専攻 修了(理学博士)