楽しい 医学ラテン語講座

現在、医学部の講義では医学用語は主に日本語で教えます。しかし将来、英文論文を読むときや留学したときに、日本語は全く役に立ちません。専門用語(term)は言い換えができないので、丸暗記するしか方法はないのです。グローバルな現代では英語で専門用語を覚えることは必須です。

しかし医学用語のほとんどはラテン語が起源となっていて、特殊な変化をします。例えば、nucleus(核:男性)の複数形はnucleiであり、mitochondrion(ミトコンドリア:中性)の複数形はmitochondriaです。これを知っていれば、a mitochondriaというのは間違いだということに気が付きます。bacteria(細菌:中性)もbacteriumの複数形ですので、a bacteriaということはないのです。

つまり医学において、ラテン語を知らなくては英語は理解できません。逆にラテン語さえ知っていれば、英語はそのままか、語順が逆になる程度なので、簡単に覚えることができます。

ラテン語自体は複雑な言語で、全体を理解するのは大変ですが、医学ラテン語はとても簡単です。なぜなら名詞と形容詞だけを覚えればよく、格変化も例外を除いて法則があるからです。

わずか1時間の講義で、あなたの一生の医学知識がとても豊かなものになります。是非ともご視聴下さい。

医学ラテン語講座動画(mp4:85.7MB)
医学ラテン語講座資料(PDFファイル:1.49MB)