◆◇◆P&P活動終了のお知らせ◆◇◆

 本P&Pは平成25年度をもって終了いたしました。超高速シーケンサーの産出するゲノム・エピゲノムデータの解析パイプライン確立とバイオインフォーマティシャンを含む人材育成を実施するとともに、合計12件の学内共同研究を支援いたしました。皆様のご支援、ご協力に感謝申し上げます。

研究組織

研究代表者: 佐々木 裕之 生体防御医学研究所・教授(主幹教授) ホームページ
研究分担者: 久原 哲 農学研究院・教授 ホームページ
青柳 睦 情報基盤研究開発センター・教授(センター長) ホームページ
須山 幹太 生体防御医学研究所・教授 ホームページ
柴田 弘紀 生体防御医学研究所・准教授 ホームページ
大川 恭行 医学研究院・准教授 ホームページ
一柳 健司 生体防御医学研究所・助教
深沢 圭一郎 情報基盤研究開発センター・助教

研究概要

生命の設計図であるゲノムの遺伝情報は、DNAやヒストン蛋白質のメチル化、アセチル化等の化学修飾を受け、その発現状態が調節されています。生物個体を構成する個々の細胞のもつゲノム修飾の総体をエピゲノムと呼びます。受精から発生を経て老化に至るまで遺伝子が適切に働くためには、エピゲノムの制御が重要であり、ゲノムをコンピューターのハードウェアに例えるなら、エピゲノムはそれを使いこなすソフトウェアと考えてよいでしょう。
 本研究課題では、ゲノムとエピゲノムの研究に優れた実績を持つ研究室がチームを組み、超高速の新世代DNAシーケンサーを駆使してゲノム・エピゲノム情報を大量に収集し、その制御機構を解析する世界的拠点の形成をめざします。

国際シンポジウム Fukuoka International Symposium on Genomics & Epigenomics 2013

2013年9月10日、総合研究棟セミナー室105およびサイエンスカフェにおいて、ゲノム・エピゲノム研究の国際シンポジウムを開催しました。著名な招待演者の先生方・ポスター発表者を含め111名の参加者があり、無事に終了しました。
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