学内共同研究公募(平成25年度)


 本P&Pでは、次世代シークエンサーを活用したゲノム・エピゲノム研究に関する学内共同研究提案を公募し、その技術支援・経費支援を行います。
 本P&Pは次世代シークエンサーを利用する研究を行なうための基盤整備と、それを活用した「ゲノムの安定性・多様性とエピゲノム制御」に関する共同研究を行って参りました。平成24年度より、この共同研究を構成員外まで拡げ、広く学内の教員の方々から研究提案を公募し、次世代シークエンサーを活用する研究の技術支援・経費支援(上限およそ100万円)を行っています。平成25年度も、ウイルス、微生物からヒトの疾患に至る幅広い対象のいずれかについてのゲノム・エピゲノム研究、新たなゲノム・エピゲノム解析技術の開発(情報処理を含む)など、自由な発想による創意に満ちた基礎研究・応用研究を募集します。初心者の方にハードルが高いと思われる情報解析支援も行なう予定です。

応募希望者は以下の公募要項(PDF)をご覧になり、提案書を提出してください。
※締切りは平成25年11月14日(木)正午必着です。
※今年度中に予算を執行できる計画に限りますのでご注意ください。
※平成24年度の採択実績は16件中5件です。
※本ホームページ、次項の「シーケンサー利用支援」とは異なります。


共同研究終了後、学内共同研究報告書を提出していただきます。


※平成25年度採択課題(敬称略)
栗田喜久(農学研究院)「軟体動物におけるオーガナイザー分子の同定とその機能経路の解明」
釣本敏樹(理学研究院)「出芽酵母染色体接着因子Ctf18の機能共役ネットワークの解析」
中村崇裕(農学研究院)「PPRモチーフをRNA結合モジュールに用いたトランスクリプトーム編集技術の開発」
堀澤健一(生体防御医学研究所)「ダイレクトリプログラミングを制御するlncRNAのTargeted Transcriptomics」
中村真子(農学研究院)「肉用家畜応用を視野に入れたChIP-Seq解析によるバイオマーカー探索」
吉田和真(薬学研究院)「DNA複製開始制御とクロマチン制御連携のゲノムワイド解析による普遍像解明」
松田修(理学研究院)「分光画像を利用した光学表現型認識技術の構築」

※平成24年度採択課題(敬称略)
岩森巨樹(医学研究院)「ヒストンH3K27脱メチル化酵素JMJD3による精子幹細胞制御機構の解析」
沖真弥(医学研究院)「マウス胚epiblastの神経化プロセスの解明」
河原林裕(農学研究院)「セイタカイソギンチャクをモデルとした共生微生物ゲノム解読」
佐藤哲也(生体防御医学研究所)「自然環境中のDNAおよびRNAから生物を同定する新規手法の開発とその応用」
中村崇裕(農学研究院)「ゲノム編集技術の新しい核酸結合モジュールとしてのPPR蛋白質に関する研究」