第788回 生医研セミナー(多階層生体防御システム研究拠点)
下記の通り、Abbas Fotovati 先生によるセミナーを開催致します。
近年、アカデミア創薬が流行っていますが、非臨床試験段階になると様々な規制がかかってきます。特に問題になるのは、GLP (Good Laboratory Practice) と呼ばれる「医薬品の非臨床試験の安全性に関する信頼性を確保するための基準」です。元々はアメリカでサリドマイド薬害が起こったとき、その非臨床試験の安全性の試験に虚偽や捏造があったためにGLPが制定されたという経緯があります。しかしなかなかアカデミアでGLP基準をはクリアすることが困難で、通常は企業 (CRO等) に依頼することが多いと思います。とはいえ、GLPとは何か、どのようにしてクリアできるのかを知っておくことは、創薬を目指すものにとっては必須の知識であると思われます。今回は、実際にカナダで実際にGLPを担当しているFotovati博士にGLPについて基礎的な講演を行っていただきます。創薬に関するイロハを学ぶとても良い機会だと思います。皆様奮ってご参加下さい。
※セミナーは英語で行われます。(Seminar in English)
演題 / Title
GLP and drug safety studies- Hints for academic researchers
演者 / Speaker
Abbas Fotovati, DVM, PhD, Diplomate ACLAM
University of British Columbia・Senior Research Veterinarian
日時 / Date
2019年2月18日(月) Feb. 18 (Mon), 2019
16:00~17:30
場所 / Venue
病院キャンパス 生体防御医学研究所 本館1階 会議室
以下の地図の31番です。
(http://www.kyushu-u.ac.jp/f/33951/2018hospital_2.pdf)
Seminar Room, 1F, Main Building, Medical Institute of Bioregulation, Hospital Campus
No.31 on the following linked map.
(http://www.kyushu-u.ac.jp/f/33952/2018hospital_2-en.pdf)
連絡先 / Contact
生体防御医学研究所 分子医科学分野
中山 敬一
092(642)6815