平成17年11月18日(土)、19日(日)

リトリートは自然に囲まれた環境でのんびり過ごす宿泊施設いう意味です。毎年開催される生医研のリトリートでは、自然に囲まれた宿泊施設で、お互いが行っている研究について、日頃の研究室の枠を取り払い、同じ生命科学,医学研究でも異なった切り口で取り組んでいる研究者同士が打ち解けた議論や、建設的な批判をし合う絶好の機会が提供されます。今回で9回目を迎えましたリトリートは湯布院の自然の家「ゆふの丘プラザ」で開催され、198名の研究者が参加し、17の口演と54のポスター発表が行われました。また本年度からスタートしました科学振興調整費JSTの若手研究者の自立的研究環境整備促進事業「次世代スーパースター養成プログラム」の稲葉、石谷特任助教授のお二人にも特別に参加いただきました。口演の部では活発な質疑応答が展開され、またポスターの部では深夜までビールを片手に議論に花を咲かせました。

ベスト口演賞とポスター賞を選出し、表彰状と賞金(図書券)が贈呈されました。

ベスト口演賞最優秀賞 岡 素雅子(脳機能制御学)

優秀賞  洲崎 悦生(分子発現制御学)

優秀賞  実松 史幸(免疫遺伝学)

ベストポスター賞最優秀賞 松本有樹修(分子発現制御学)

優秀賞  横江  毅(分子腫瘍学)

優秀賞  市川 淳二(脳機能制御学)

リトリート2日目の恒例のスポーツ交流のソフトボール大会(所長杯)は昨年にひきつづき残念ながら雨天中止となりました。なお、運営にあたって、ご尽力いただいた「ゆふの丘プラザ」のスタッフの方々と今回の当番の分子発現制御学分野の皆さまにこの場にかりて深謝いたします。

所長 吉開泰信



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